熱くなった刃先にひと吹きで「瞬間冷却」、「瞬間洗浄」、「ベタつかずに防錆」出来るバリカンの為の洗浄剤
| 成分 | 溶剤、防錆剤、LPG |
|---|---|
| 溶性 | 水に不溶 |
| 荷姿 | 420mlエアゾール缶 |
用途
バリカンの刃部の冷却、洗浄
使用事例
洗浄1
上刃と下刃のすき間にシュッと！！
ノズルを立てて ひと吹きで・・・
こんなに毛くずが出てきました。ネジを外さずにラクチン洗浄です。
洗浄2
替刃を外してハケ掃除も、なかなか毛が取れにくいですが・・・
これなら簡単にキレイになりますよ！
冷却
熱くなったバリカンにひと吹きで・・・
一吹きでマイナス30℃！
瞬時にメチャメチャ冷えます！
0.3秒噴射で約200回使えます。
使用状の注意点
用途以外に使用しない事。革製品、塗料製品、木材等でシミになる恐れがあります。
バリクールスプレー：Q&A
| Q | A | |
|---|---|---|
| 冷却 | 冷却の能力は十分ですか？ | 社内試験にて、50°Cと熱くなったバリカンの刃部にバリクールスプレーを1回噴射で30°C以上冷却されました。(動画参照) |
| 冷却能力が高いのはなぜですか？ | 専用ジェットバルブを採用し、他にはない高噴射力でバリカンの刃を冷却します。 | |
| 洗浄 | 洗浄効果は十分ですか？ | 洗浄力の高い溶剤をジェット噴射することで、毛くずや皮脂汚れ等を洗浄します。 |
| 洗浄することでメリットはありますか？/td> | バリカンの刃を洗浄することにより、バリカンの切れ味の回復や寿命を延ばす効果が期待できます。 | |
| 防錆 | 防錆期間はどの位ですか？ | JIS K 2246に準ずる湿潤試験で、168時間A級。NP-0（屋内約３ヵ月）以上の防錆力が見られました。 |
| 防錆成分はどのようなものですか？ | 食品添加物リストに記載されている防錆成分を使用しています。 | |
| バリクールスプレーを使用すれば、必ず錆は起きませんか？ | いいえ。刃先に汚れが付着していると防錆膜が刃先に形成されませんので、十分な効果が得られません。十分に洗浄を行ってください。 | |
| 防錆成分のベタツキはありませんか？ | 0.1μｍ以下の極薄皮膜を形成しますので、ベタツキが無く毛くず等の固着が抑えられます。 | |
| 使用方法 | どの位使用できますか？ | １回約0.3秒の使用で約200回ご使用頂けます。 |
| 2ウェイキャップの使い方は？ | ノズルをたたんでワイド噴射、ノズルを立ててピンポイント噴射ができます。 | |
| ノズルの長さは調節できますか？ | はい。ノズルはプラスチック製なので、お好みの長さに良く切れるニッパー等で切断し、噴射工が潰れていない事を確認してご使用下さい。 | |
| 使用時の注意事項はありますか？ | バリカンは必ず電源を切ってご使用下さい。使用後は、しばらく放置後電源を入れて下さい。 バリカンの洗浄時は、はね返ってきた毛くずや洗浄剤が目に入らないように、保護メガネを付けるなどしてご使用下さい。 | |
| その他 | バリクールスプレーの液が手についても大丈夫ですか？ | 同じ部位に連続してスプレーすると凍傷の恐れがありますので、ティッシュ等で保護してのご使用をおすすめします。 |
| バリカンの潤滑効果はありますか？ | ありません。洗浄後は指定の潤滑油をご使用下さい。 | |
| バリカンの樹脂部分やゴム部分に影響はありませんか？ | 極めて影響は少ないです。社内試験にて、ゴム・樹脂への影響は「優」または「良」の判定をしております。（別紙技術資料） | |
| バリカンのモーターに問題はないですか？ | 直接モーター内に入る構造のバリカンにはご使用をお控えください。 |
| 冷却 | 冷却の能力は十分ですか？ |
|---|---|
| 社内試験にて、50°Cと熱くなったバリカンの刃部にバリクールスプレーを1回噴射で30°C以上冷却されました。(動画参照) | |
| 冷却能力が高いのはなぜですか？ | |
| 専用ジェットバルブを採用し、他にはない高噴射力でバリカンの刃を冷却します。 | |
| 洗浄 | 洗浄効果は十分ですか？ |
| 洗浄力の高い溶剤をジェット噴射することで、毛くずや皮脂汚れ等を洗浄します。 | |
| 洗浄することでメリットはありますか？ | |
| バリカンの刃を洗浄することにより、バリカンの切れ味の回復や寿命を延ばす効果が期待できます。 | |
| 防錆 | 防錆期間はどの位ですか？ |
| JIS K 2246に準ずる湿潤試験で、168時間A級。NP-0（屋内約３ヵ月）以上の防錆力が見られました。 | |
| 防錆成分はどのようなものですか？ | |
| 食品添加物リストに記載されている防錆成分を使用しています。 | |
| バリクールスプレーを使用すれば、必ず錆は起きませんか？ | |
| いいえ。刃先に汚れが付着していると防錆膜が刃先に形成されませんので、十分な効果が得られません。十分に洗浄を行ってください。 | |
| 防錆成分のベタツキはありませんか？ | |
| 0.1μｍ以下の極薄皮膜を形成しますので、ベタツキが無く毛くず等の固着が抑えられます。 | |
| 使用方法 | どの位使用できますか？ |
| １回約0.3秒の使用で約200回ご使用頂けます。 | |
| 2ウェイキャップの使い方は？ | |
| ノズルをたたんでワイド噴射、ノズルを立ててピンポイント噴射ができます。 | |
| ノズルの長さは調節できますか？ | |
| はい。ノズルはプラスチック製なので、お好みの長さに良く切れるニッパー等で切断し、噴射工が潰れていない事を確認してご使用下さい。 | |
| 使用時の注意事項はありますか？ | |
| バリカンは必ず電源を切ってご使用下さい。使用後は、しばらく放置後電源を入れて下さい。 バリカンの洗浄時は、はね返ってきた毛くずや洗浄剤が目に入らないように、保護メガネを付けるなどしてご使用下さい。 | |
| その他 | バリクールスプレーの液が手についても大丈夫ですか？ |
| 同じ部位に連続してスプレーすると凍傷の恐れがありますので、ティッシュ等で保護してのご使用をおすすめします。 | |
| バリカンの潤滑効果はありますか？ | |
| ありません。洗浄後は指定の潤滑油をご使用下さい。 | |
| バリカンの樹脂部分やゴム部分に影響はありませんか？ | |
| 極めて影響は少ないです。社内試験にて、ゴム・樹脂への影響は「優」または「良」の判定をしております。（別紙技術資料） | |
| バリカンのモーターに問題はないですか？ | |
| 直接モーター内に入る構造のバリカンにはご使用をお控えください。 |
バリクールスプレー 技術資料
一般性状
| 外観 | 無色透明液体 |
|---|---|
| 比重（15℃，原液） | 0.67 g/cm3 |
| 動粘度（40℃，原液） | 0.76 mm2/s |
| 引火点（原液） | 0 ℃以下 |
冷却性調査
＜方法＞
バリカン(WAHL)の刃に温度計を付け、５０℃になるまで稼働させた後、バリクールスプレーを２秒間スプレーし、１０秒間の温度変化を測定しました。
比較対象として自社品J と無処理で同様の試験をおこないました。
＜結果＞
試験結果を図―１に示します。
自社品J は１０秒間で１０℃の冷却に対し、バリクールスプレーは３０℃冷却しました。
図-1 冷却試験結果
防錆試験
＜方法＞
湿潤試験（JIS K 2246）：バリクールスプレーを被覆したSPCC-SB 鋼板を49℃、相対湿度95％以上の湿潤状態の装置内に保持し、発錆するまでの時間を調べました。
＜結果＞
１６８時間Ａ級とＮＰ－０相当（屋内約３ヶ月防錆力）の結果が得られました。
乾燥試験
＜方法＞
バリクールスプレーを１秒間スプレーし、３０秒間の残留を観察しました。
比較対象として自社品J で同様の試験をおこないました。
＜結果＞
スプレー直後と１０、２０、３０秒後の写真を図―２に示します。
バリクールスプレーは跡形なく乾燥したのに対し、自社品J はほとんど残留していました。
図-2 スプレー後３０秒間の写真
バリカン部品（ゴム・樹脂）への影響試験
＜方法＞
バリカンへの使用が想定されるシリコンゴムとフッ素ゴム(25x40x1mm）とＡＢＳ樹脂（25x40x3mm）にバリクールスプレーを1 秒間塗布。
それを20 回おこなった後の重量・容積(厚み)・外観変化を観察し、シリコンゴム・フッ素ゴム・ＡＢＳへの影響を表―１の判断基準で評価しました。
また、比較対象として他社品Ａで同様の試験をおこないました。
試験は各2反復でおこないました。
表-1 ゴム・樹脂への影響試験の判断基準
| 評価 | 優 | 良 | 可 | 不可 | × |
|---|---|---|---|---|---|
| 重量変化 | ±2% | +2～+14% －2～－3% | +14～+19% －1～－4% | +19～+30% －4～－10% | +30%以上 －10%以下 |
| 容積変化 | －0.5～+2% | +2～+6% －0.5～－1% | +6～+13% －1～－3% | +13～+30% －3～－10% | +30%以上 －10%以下 |
| 試料及び 液の変化 | 変化なし | 軽微の変化 | 僅かの変化 | かなり変化 | 著しい変化 |
| 評価 | |
|---|---|
| 重量変化 | |
| 優 | 良 |
| ±2% | +2～+14% －2～－3% |
| 可 | 不可 |
| +14～+19% －1～－4% | +19～+30% －4～－10% |
| × | |
| +30%以上 －10%以下 | |
| 評価 | |
|---|---|
| 容積変化 | |
| 優 | 良 |
| －0.5～+2% | +2～+6% －0.5～－1% |
| 可 | 不可 | +6～+13% －1～－3% | +13～+30% －3～－10% |
| × | +30%以上 －10%以下 |
| 評価 | |
|---|---|
| 試料及び液の変化 | |
| 優 | 良 |
| 変化なし | 軽微の変化 |
| 可 | 不可 | 僅かの変化 | かなり変化 |
| × | 著しい変化 |
＜結果＞
バリクールスプレー塗布
| ゴム・樹脂名 | 重量変化 | 容積変化 | 試料・液の変化 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
シリコンゴム | +0.6% | +3.9% | 変化なし | 良 |
フッ素ゴム | +0.1% | 0% | 変化なし | 優 |
ＡＢＳ | +0.1% | +0.2% | 変化なし | 優 |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| シリコンゴム | |
| 重量変化 | 容積変化 |
| +0.6% | +3.9% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| 変化なし | 良 |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| フッ素ゴム | |
| 重量変化 | 容積変化 |
| +0.1% | 0% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| 変化なし | 優 |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| ＡＢＳ | |
| 重量変化 | 容積変化 | +0.1% | +0.2% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| 変化なし | 優 |
他社品Ａ塗布
| ゴム・樹脂名 | 重量変化 | 容積変化 | 試料・液の変化 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
シリコンゴム | +23% | +29% | かなり変化 | 不可 |
フッ素ゴム | +1% | +2.2% | 変化なし | 良 |
ＡＢＳ | +19% | +38% | 著しい変化 | ✖ |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| シリコンゴム | |
| 重量変化 | 容積変化 |
| +23% | +29% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| かなり変化 | 不可 |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| フッ素ゴム | |
| 重量変化 | 容積変化 |
| +1% | +2.2% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| 変化なし | 良 |
| ゴム・樹脂名 | |
|---|---|
| ＡＢＳ | |
| 重量変化 | 容積変化 | +19% | +38% |
| 試料・液の変化 | 評価 |
| 著しい変化 | ✖ |
バリクールスプレーは、他社品Ａとは対照的にゴム・樹脂への影響は見られませんでした。