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ブラストバスターズ(ストロングタイプ)


    真鍮、銅合金のピンクにならない緑青、錆落とし
    ①ピンクにならず良い仕上がり
    ②手が届きにくい箇所の緑青落としに効果的
    ③ロウ付け後の酸化被膜を黒くならずに除去(ストロングタイプのみ)

    成分ノーマル:酸性分、酸化剤、界面活性剤、アルコール
    ストロング:酸性分、酸洗抑制剤
    液性ノーマル:油性
    ストロング:酸性
    荷姿ノーマル:1L、5Lプラ容器
    ストロング:1Lプラ容器


    用途

    金管楽器などの緑青、錆除去剤

    ご使用方法

    1.浸漬する場合
    ①硬質なプラスチック容器に原液を入れ、真鍮製品を入れてください。
    ②真鍮表面の緑青、錆などは数秒~数分で除去できます。すぐに取り出し、十分に水洗いしてください。

    2.U字管などに使用する場合(ノーマルタイプのみ)
    管の中に入れ、数秒~数分放置後、十分に水洗いしてください。
    ※緑青が残った場合はストロングタイプを浸透させた綿棒などで軽くこすると取れます。その後、水洗いしてください。

    3.塗布する場合
    直接、酸化被膜、錆などの表面に刷毛・ウエス等で塗布して下さい。
    ※真鍮表面の酸化被膜などは瞬時(5~30秒)に除去されます。
    酸化被膜、錆などが落ち次第、処理面を濡れ拭き、続いて乾拭きでブラストバスターズが残留しないよう十分に拭き取って下さい

    使用事例

    【金管楽器】(ノーマルタイプ使用)

    ロータリーバルブ
    使用前
    使用後
    抜差管
    使用前
    使用後
    ピストン内管
    使用前
    使用後

    【金管楽器】(ストロングタイプ使用)

    ロウ付け後の酸化被膜除去(浸漬)
    使用前
    使用後
    アルトサックス内部管の錆除去
    (サビの箇所のみふき取り)
    使用前
    使用後

    【ピアノ】(ストロングタイプ)
    ※真鍮箇所のみ使用可

    すぐに光沢が戻る
    “ストロング”

    ペダル
    使用前
    使用中
    使用後
    グランドピアノフレームボルド
    使用前
    使用後
    バランスピン・フロントピン
    使用前
    使用後
    真鍮ネジ(浸漬で使用)
    使用前
    使用後

    ご使用上の注意点

    ①ご使用の際はゴム手袋を着用してください。また、皮膚等に液がついた場合は速やかに洗い流してください。
    ②真鍮表面の酸化被膜、腐食物は数秒~数分で除去できますので、取れ具合、表面の感触など確認しながら作業を行ってください。
    ※長時間浸漬させると光沢を失い、面のザラツキなどの原因に繋がりますのでご注意ください。
    ③除去後、すぐに十分水洗いください。
    ※液が残っていると変色などの原因に繋がりますのでご注意ください。
    ④メッキの状態によっては液の影響(シミになったり)を受ける場合がありますので、事前に確認を行って下さい。 

    ブラストバスターズ
    (ノーマルタイプ)の
    中和処理方法

    ブラストバスターズ(ノーマルタイプ)の
    中和処理方法
    ~下水排除基準の「環境項目」を
    クリアーする為に~

    用意するもの

    ア.プラスチックの棒
    (今回は100円ショップの靴ベラ)
    イ.肥料用消石灰
    (ホームセンターで購入した粉体もの)
    ウ.計量カップ
    (100円ショップで購入)
    エ.10Lのバケツ
    (100円ショップにて200円で購入)
    ブラストバスターズ

    2Lの処理方法

    ①廃液をバケツに入れ、その2倍(2L)の水を加えます。
    ②肥料用消石灰を計量カップでトントンしながら空気を抜き180cc(150g)を計り取り、バケツから泡が溢れないように少しずつ加えます。
    (消石灰を一気に投入すると泡がバケツから溢れます)。
    ブラストバスターズ1Lに対し消石灰150gで中性(pH7)に中和されます。
    ③プラスチックの棒で消石灰のダマがなくなるまでよくかき回し、一晩静置します。
    ④翌日透明になった上澄み液を多めの水と排水して下さい。
    使用液は金属によって緑・青・黒色になっていますが、中和処理後の上澄み液が黄色透明になっていれば金属が肥料用消石灰に吸着された目安になります。
    ブラストバスターズ
    ⑤さらに、1L以上の水をバケツに入れます。
    中和処理後の上澄み液中の真鍮成分(銅・亜鉛)濃度は排除基準を下回ります。

    中和処理前濃度中和処理後濃度下水排除基準
    750mg/L2.85 mg/L3mg/L
    亜鉛220mg/L0.22 mg/L2mg/L

    ※但し、各自治体によって下水排水基準は異なる為、10倍希釈すれば多くの自治体の下水排水基準を下回ります。(10Lバケツのギリギリまで追加の水を入れる)
    ⑥沈殿している肥料用消石灰は各自治体に従って処理して下さい。


    ブラストバスターズのQ&A

    番号質問回答(ノーマルタイプ・ストロングタイプ)
    1処理出来る材質は?真鍮、洋白
    2処理出来ない材質は?鉄、亜鉛ダイキャスト、ニッケルメッキ
    3使用方法は?浸漬する場合は、プラスチック容器に原液を入れ、真鍮部品を入れて下さい。緑青が取れ次第、すぐに取り出し、十分に水洗いして下さい。塗布する場合は、綿棒・ウエス等で塗布し緑青が取れ次第水拭きし、本液が残留しないように十分に拭き取って下さい。
    4浸漬する時に使用する容器の素材は何を使えば良いですか?プラスチック。※金属は避けて下さい。
    5水希釈できますか?基本は原液使用ですが、使用状況に合わせて水希釈も可能です。
    6繰り返し使用できますか?出来ます。
    7使用液の保管方法は?使用液は酸素ガスが発生します。密封せず、酸素ガスがぬける容器で保管して下さい。
    8使用液を新液のボトルに戻して良いですか?(ストロングを戻してどんどん容器が膨らみ、ガス抜きしながらやってる店がありました)使用液は酸素ガスが発生します。ボトルに戻す場合は、キャップを緩めて保管して下さい。(密封すると酸素ガスで容器が膨らみます)
    9液交換のタイミングは?緑青が取れにくくなったら液交換して下さい。
    10廃液の処理方法は?ノーマルタイプは別紙資料参照の消石灰(使用液1Lに対し消石灰150g)を用いた中和処理方法がありますが、各自治体によって排水基準が異なります。ご相談下さい。ストロングタイプは、消石灰を用いた中和処理方法はありますが、使用液1Lに対し消石灰1,250gと大量に要する事とたいへん発熱しますのでお勧めしません。産廃業者に処理してもらう事をお勧めします。
    11水洗いはどのようにすれば良いですか?流水で洗い流す方法と、容器に水を入れて浸漬する方法がありますが、どちらも洗い残しが無いように十分に洗浄を行って下さい。
    12処理したワーク(ロータリー、抜き差管など)をアルカリ性の洗浄剤などで洗ったりする中和処理が必要ですか?中和処理は不要です。
    13万一、ブラスタバスターズが残留した場合、何か問題がありますか(例)バルブオイルと反応しオイルが固まる、またはカスが発生するような状態が起こることありますか?オイルを固めたり、カスが発生する事は考えにくいですが、ブラストバスターズが残留すると常に金属と反応しますので、残留しないよう注意して下さい。
    14ブラストバスターズで緑青の除去前に洗浄をした方が良いですか?(※ZIPオイルで拭いている店がありました)表面に油が付着していると、洗浄のムラが心配されますので、脱脂してから処理する事をお勧めします。
    15使用液が青くなっていくのはなぜですか?真鍮成分内の銅イオンが溶け込む事で青くなります。
    16万一、液が銀メッキ、ニッケルメッキ、ラッカーへ付着した場合、どんな問題が考えられますか?腐食し、表面が荒れる事が心配されます。
    17ロータリーバルブの内蓋(洋白)が白く、荒れてしまった要因はなんですか?洋白は真鍮より含有金属の種類が多く反応しやすいので、より短い時間で処理して下さい。
    18ロータリーバルブの外蓋(銀メッキ)を浸漬したら熱が発生。なぜですか?異なる金属を貼り合わせるメッキはブラストバスターズと反応しやすく、発熱しやすいです。
    19外気の温度が高い夏と低い冬など、ブラストバスターズの反応スピードに何か影響ありますか?(作業は基本室内で行います)ブラストバスターズの反応速度は温度に影響されます。気温の高い夏場は反応速く、低い冬は遅くなります。
    20ブラストバスターズノーマルタイプが液の色が透明~淡黄色に変化しても問題ありませんか?保管中の液安定性を向上させる添加剤が、時間経過で黄色に発色する事がありますが、性能には問題ありません。
    21ブラストバスターズを使用すると、真鍮の部品がピンクにならないのはなぜですか?真鍮は銅と亜鉛の合金で、銅よりもイオン化傾向の大きい亜鉛が流出し脱亜鉛をおこすと、銅の比率が増え銅の赤みが強くなるのがピンクの原因と推測しております。ブラストバスターズがピンクにならないのは、脱亜鉛をおこさず、銅と亜鉛の比率が変わらないからと推測しております。
    ①処理出来る材質は?
    真鍮、洋白
    ②処理出来ない材質は?
    鉄、亜鉛ダイキャスト、ニッケルメッキ
    ③使用方法は?
    浸漬する場合は、プラスチック容器に原液を入れ、真鍮部品を入れて下さい。緑青が取れ次第、すぐに取り出し、十分に水洗いして下さい。塗布する場合は、綿棒・ウエス等で塗布し緑青が取れ次第水拭きし、本液が残留しないように十分に拭き取って下さい。
    ④浸漬する時に使用する容器の素材は何を使えば良いですか?
    プラスチック。※金属は避けて下さい。
    ⑤水希釈できますか?
    基本は原液使用ですが、使用状況に合わせて水希釈も可能です。
    ⑥繰り返し使用できますか?
    出来ます。
    ⑦使用液の保管方法は?
    使用液は酸素ガスが発生します。密封せず、酸素ガスがぬける容器で保管して下さい。
    ⑧使用液を新液のボトルに戻して良いですか?(ストロングを戻してどんどん容器が膨らみ、ガス抜きしながらやってる店がありました)
    使用液は酸素ガスが発生します。ボトルに戻す場合は、キャップを緩めて保管して下さい。(密封すると酸素ガスで容器が膨らみます)
    ⑨液交換のタイミングは?
    緑青が取れにくくなったら液交換して下さい。
    ⑩廃液の処理方法は?
    ノーマルタイプは別紙資料参照の消石灰(使用液1Lに対し消石灰150g)を用いた中和処理方法がありますが、各自治体によって排水基準が異なります。ご相談下さい。ストロングタイプは、消石灰を用いた中和処理方法はありますが、使用液1Lに対し消石灰1,250gと大量に要する事とたいへん発熱しますのでお勧めしません。産廃業者に処理してもらう事をお勧めします。
    ⑪水洗いはどのようにすれば良いですか?
    流水で洗い流す方法と、容器に水を入れて浸漬する方法がありますが、どちらも洗い残しが無いように十分に洗浄を行って下さい。
    ⑫処理したワーク(ロータリー、抜き差管など)をアルカリ性の洗浄剤などで洗ったりする中和処理が必要ですか?
    中和処理は不要です。
    ⑬万一、ブラスタバスターズが残留した場合、何か問題がありますか(例)バルブオイルと反応しオイルが固まる、またはカスが発生するような状態が起こることありますか?
    オイルを固めたり、カスが発生する事は考えにくいですが、ブラストバスターズが残留すると常に金属と反応しますので、残留しないよう注意して下さい。
    ⑭ブラストバスターズで緑青の除去前に洗浄をした方が良いですか?(※ZIPオイルで拭いている店がありました)
    表面に油が付着していると、洗浄のムラが心配されますので、脱脂してから処理する事をお勧めします。
    ⑮使用液が青くなっていくのはなぜですか?
    真鍮成分内の銅イオンが溶け込む事で青くなります。
    ⑯万一、液が銀メッキ、ニッケルメッキ、ラッカーへ付着した場合、どんな問題が考えられますか?
    腐食し、表面が荒れる事が心配されます。
    ⑰ロータリーバルブの内蓋(洋白)が白く、荒れてしまった要因はなんですか?
    洋白は真鍮より含有金属の種類が多く反応しやすいので、より短い時間で処理して下さい。
    ⑱ロータリーバルブの外蓋(銀メッキ)を浸漬したら熱が発生。なぜですか?
    異なる金属を貼り合わせるメッキはブラストバスターズと反応しやすく、発熱しやすいです。
    ⑲外気の温度が高い夏と低い冬など、ブラストバスターズの反応スピードに何か影響ありますか?(作業は基本室内で行います)
    ブラストバスターズの反応速度は温度に影響されます。気温の高い夏場は反応速く、低い冬は遅くなります。
    ⑳ブラストバスターズノーマルタイプが液の色が透明~淡黄色に変化しても問題ありませんか?
    保管中の液安定性を向上させる添加剤が、時間経過で黄色に発色する事がありますが、性能には問題ありません。
    ㉑ブラストバスターズを使用すると、真鍮の部品がピンクにならないのはなぜですか?
    真鍮は銅と亜鉛の合金で、銅よりもイオン化傾向の大きい亜鉛が流出し脱亜鉛をおこすと、銅の比率が増え銅の赤みが強くなるのがピンクの原因と推測しております。ブラストバスターズがピンクにならないのは、脱亜鉛をおこさず、銅と亜鉛の比率が変わらないからと推測しております。
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